水虫と間違えやすい病気
水虫になったらすぐ分かるように思われがちですが、じつは水虫
ではない病気と間違えている人が多いようです。水虫だと思って
市販の薬を使っているのに一向に改善されず、皮膚科を訪れる
人がいますが、なんとそのうちの3人に1人が、水虫ではないそう
です。他の皮膚病と間違えて水虫の薬を使うと症状を悪化させて
しまいますから、まずは医師の診断が重要です。ここで、水虫と
間違えやすい病気のいくつかを挙げておきましょう。
まず水虫と一番間違えやすいのは、「掌せき膿疱症(しょうせき
のうほうしょう)」という病気です。水虫のような水疱が発生し、
痒みが生じます。皮膚がボロボロと崩れていくのも水虫そっくり
です。しかし薬の種類は全然違うので気をつけましょう。
同じような痒みが生じる病気としては「疥癬(かいせん)」という
ダニの感染もあります。これは人間の皮膚の内側でしか生息できない
微小なダニが住み着いた結果生じるものです。やはり痒みが生じます
が、違う病気です。ほかにも一般にあせもとも呼ばれる
「汗疱(かんぽう)」も水泡ができるため間違われやすいものです。
「皮膚カンジダ症」という、水虫とは違うカビによって生じる病気
もあります。これも水虫同様爪の中にまで入り込む可能性があり、
爪水虫のような症状があります。さらには「脂漏性湿疹(しろうせい
しっしん)」という、脂分の過剰分泌によって湿疹ができるものや
アトピー性皮膚炎を水虫と間違える人もいます。
ここで挙げたものもごく一部ですから、水虫と間違えやすい病気は
じつにたくさんあるのです。
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